ジョジョと音楽の奇妙な関係 Part 1

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ジョジョと音楽の奇妙な関係ジョジョの奇妙な冒険』では、数々のアーティスト名や曲名がキャラクター名などとして随所に使われています。 ここでは、それらに使われたアーティスト、曲等を、 『ジョジョを通して洋楽にもっと親しもう』というテーマのもとに、 独断と偏見に満ちた解説をおりまぜながら紹介したいとます。

●ジョジョ(Get Back/ゲット・バック)

JoJoと言う歌い出しで始まるビートルズナンバー。アメリカでは1969年5月5日リリース。(イギリスはもうちょっと早くて4月11日。)みごとビルボード誌において5週連続1位を獲得しました。確かジョセフがウォークマンでもこの曲を聴いてました。やっぱりこの曲を語る上で避けては通れないのが映画『LET IT BE』での演奏シーンですよね。正直、『LET IT BE』は観ていてとても緊張感に溢れていて、(いい意味でも悪い意味でも)唯一ホッとするのがあのシーンだけなんじゃないのかなー、とも思ったりします。それはきっとアルバムの発売順にも原因があって、あの『Abbey Road』のあとに『Two OF Us』『LET IT BE』の1曲目)を聴けば誰だって「えっ、どうしたの?」って思いますよね。アルバム的に聴いても、バンドの楽しさが伝わってくるのは『Get Back 』だけだった様な気がします。そんなわけでアルバム『LET IT BE』収録曲で同曲は最大のヒットとなったようです。(あくまでも個人的な見解です。)そのような原因があるかないかは定かではありませんが非常に多くのアマチュアバンドが『Get Back』を演奏しています。でもこの曲ってコード進行と展開がシンプルなだけにいきなりセッションでやったりすると、永遠にエンディングを迎えることの出来なくなる「Get Back症候群」に陥る危険性もはらんでいます。また、『ジョジョの奇妙な冒険』のロゴはパシフィック・コースト・オーケストラ『ショ・ジョ・ジ』に酷似しているのも笑えます。

●ディオ(DIO/ディオ)

1982年11月アメリカで結成されたヘビー・メタルファンにはおなじみのバンド。 音楽的には様式美(アルバムジャケットも同様)を大切にした、割と今では珍しくなった、 王道路線のメタルサウンドを聴かせてくれます。 DIOというバンドを聴いたことない人でも、 ヴォーカリストロニー・ジェイムス・ディオの声を聴いたことのないロックファンは少ないのではないでしょうか。経歴はというと’61年にRONNIE DIO & THE PROPHETSというバンドで活動を開始した彼は(なんとこの時はベースも兼任!!)のちにRAINBOWの母体となるELFを結成します。そこからの彼の勢いは凄まじいものがあってまさに破竹の勢い。3年間、RAINBOWの創生期を支えた彼は、次にBLACK SABBATHに参加。前任のヴォーカリストは言わずと知れたオジー・オズボーン。そしてやっぱり3年後、今度はRAINBOWBLACK SABBATHから1人ずつメンバーを誘ってDIOの結成に至った訳です。お気に入りはやっぱり1st『HOLY DIVER』かな。ちなみに2nd収録の『EVIL EYES』を聴くと個人的にはどうしても『ドラゴンボール』を思い出してしまいます。

●ジョージ・ジョースターT世(George Harrison/ジョージ・ハリスン)

ちょっと無理矢理ですか?でもビートルズネタが多い荒木さんだから多分ジョージ・ハリスンなのではないかと 勝手に推測しております。ビートルズ解散後まず真っ先にソロ活動を成功させた彼は(My Sweet Roadはいい曲でしたよね^^)あの有名なバングラ・デシュ難民救済コンサートを主催、成功させるなど70年代を精力的に駆け抜けて行きました。その後しばらくの沈黙を経て’87年アルバム『Cloud Nine』で復帰。翌年の1月16日にはビルボード誌におい て『Got On Mind Set On You』が見事1位獲得。最近はガンによる報道でファンは再び心配の日々を送ることになっています。お薦めのアルバムは、『All Things Mast Pass』。

●メアリー・ジョースター(Proud Mary/プラウド・メアリー)

’68年にデビューしたサンフランシスコ出身の4人組、『Creedence Clearwater Revival』の出世作です。メンバーはジョン・フォガティー(v,g)、トム・フォガティー(g)、ステュワート・クック(b)、ダグ・クリフォード(d)です。特筆すべきは、サンフランシスコ出身でありながら、アメリカ南部の音楽スタイルを次々と完璧に生み出すそのエネルギー。まさに執念とも取れる真っ向な姿勢にはただただ脱帽という感じです。(しかも、リーダーであり、曲を書いているジョン・フォガティーは南部を訪れたことはないと言うんですから驚きです。)お薦めは『プラウド・メアリー』も収録されている、『Bayou Country』。

●エリナ・ペンドルトン(Eleanor Rigby/エリナー・リグビー)

音楽ファンにエリナと聞いて連想することはと尋ねたらおそらくほとんどの人がこの曲と答えるのではないでしょうか。(それは僕がビートルズ・フリークだからなのでしょうか?)ビートルズの7枚目のアルバム『Revolver』に納められた同曲は、ストリングスの導入もあってか、『Yesterday』に通じるポールらしさにあふれています。また、ポール本人も気に入っているらしく、84年発表のアルバム『Give My Regards To Broad Street(邦題:ヤァ ブロードストリート)』の中でリメイクもしています。(映画の方はなんだかなぁと言う感じでしたが、音楽は良かったですよね。)ちなみにこの曲は66年にグラミー賞を受賞しています。

●ロバート・E・O・スピードワゴン(REO Speedwagon/REOスピードワゴン)

ケビン・クローニン(vo,g)、ゲイリー・リチラース(g)、ブルース・ホール(b)、ニール・ドーティー(key)、アラン・グラッツァー(ds)の5人からなる、’71年デビューのアメリカ中西部出身のロック・バンド。ヴォーカルのケビン・クローニンの甘い歌声と美しく力強いメロディーが特徴。(ホントにメロディーがいいんです!!)でもどういう訳か年間300回ものステージをこなしながらもヒット曲に恵まれなかった、文字どおり"苦労人"(スイマセン・・・・。)だった彼らが突如、81年にシングル、アルバム共にNo.1を記録。アメリカを代表するバンドになりました。60年代の邦題に「悲しきシリーズ」ってのがあるんですけど、(悲しき雨音、悲しき街角等)。同じ様に実は、REOスピードワゴンにも「涙のシリーズ」があります。(涙のルーズ・ユー涙のドリーム等)そしてやっぱり一番のお気に入りは’85年3月9日から3週連続No.1に輝いた『Can’t Fight This Feeling(邦題:涙のフィーリング)』。まるで映画のエンディングテーマを彷彿させるような、80年代のテイスト満載の名曲です。アルバム『Wheel Are Turnin’』収録。今は、こういうサウンドにもあまり耳にしなくなりましたが、ポップン・ロール(古い?)指向の人には、是非お薦めのバンドです。

●ウィル・A・ツェペリ(Led Zeppelin/レッド・ツェッペリン)

このバンドほど多くのバンドにコピーされたバンドもないんでしょうか。かくいう僕もそのひとりなんですけど。とにかく音楽的にも、テクニック的にもこれだけ非常にバラエティーに富んでいるバンドは他に類を見ないですよね。様々なジャンルのバンドが彼らの曲をとりあげてますもんね。’68年にデビューした彼らも意外なことに最初から今のような評価を必ずしもされていたわけではありませんでした。しかしその評価を徐々にですが翻す原動力になった『ZeppelinU』が僕のお気に入りです(賛否有るでしょうけど。)後の作品にくらべて勢い一発と言う感じは否めませんが、またそれがたまらなくよかったりもするんです。お気に入りは『The Lemon Song』。聴くよりも演奏する方が何倍も楽しい曲です。まだの方は、是非、一度。(特にベーシスト!!)あと『PRESENCE』は必聴盤!!『Achilles Last Stand(邦題:アキレス最後の戦い)』ロック史上の最高傑作ではないでしょうか。そのほか代表曲としては『Stairway To Heaven(邦題:天国への階段)』があります。

●トンペティ(Tom Petty/トム・ペティ)

’76年デビューのアメリカ出身のバンド。正式には『Tom Petty And The Heartbreakers』。80年に『Don’t Do Me Like That(邦題:危険な噂)』が、ビルボード・トップ10入りし、トップ・バンドとしての地位を築きました。(最高位10位、2/2〜2/9)この曲が納められてるアルバム『Down The Torpedoes(邦題:破壊)』は全米で250万枚を売り上げ、その後『Refugee(邦題:逃亡者)』、『Here Comes My Girl』などのヒット曲も立て続けにこのアルバムから出しています。僕は当時このアルバムを聴く度に、彼らの大変なエピソードばかりが頭を駆けめぐってばかりいた記憶があります。(裁判、破産、活動停止、薄幸そうなルックスなど。)先入観の消えた今、改めて聴いてみると、なんと素晴らしいアルバムなんだということに気付かされます。80年ロックを語る上で外せない1枚です。

●ダイヤー、ストレイツォ(Dire Straits/ダイアー・ストレイツ)

最初に聴いたときにはダイアー・ストレイツって人の名前だと思ってました。(恥ずかしい・・・・・。)だって、ダイアー・ストレイツって顔してるじゃない・・・。(ちなみに歌ってる人の名前はマーク・ノップラーです。)とにかくギターがかっこいい!!僕の知人の数名はダイアー・ストレイツの影響でギターを始めてますし。『Brothers In Arms』は必聴盤!持ってないと馬鹿にされちゃうぞ。ってのは言い過ぎですけど、持っていて絶対損はないと思います。『Money For Nothing』は、大ヒットしたので聴いたことあるって人、多いと思います。(この曲の歌詞でMTVを否定するような表現があるのにも関わらず、当時MTVでこの曲のクリップを何度も見かけました。皮肉な話ですよね。)ちなみに、僕の中の「やる気が有るんだか無いんだか分からない歌い方ランキング」では彼は堂々2位にランクインしています。(1位は『Men At Work』)しかし、ジョジョの登場人物には、ギター・ヒーローが実に多いですね。

●ポコ(Poco/ポコ)

伝説のバンド『Buffalo Springfield』から派生したアメリカ西海岸出身の4人組のロックバンド。イーグルスランディー・マイズナーやティモシー・B・シュミットがいたり、ジム・メッシーナがいたバンドとして知られています。日本では彼ら自体で語られることはあまり無いような気がしますが、コーラスワークの素晴らしいといい、ポップなサウンドといい聴いて損のないバンドです。75年に発表された彼らの9枚目のアルバム『Head Over Heels』で伝統的ポコ・サウンドである正統派西海岸ロックを楽しむ事が出来ます。89年にオリジナル・メンバーで復活を果たしました。代表作はヒット曲『Crazy Love』を含むアルバム『Legend 邦題:伝説』(78年発表)です。

●ダニー(Danny Boy/ダニー・ボーイ)

ロンドンデリーの歌』としても知られるトラディショナル・ソング。オーストラリアのピアニスト、パーシー・オルドリッジ・グレンジャーによって初めて紹介されました。多くのアーティストによって演奏されていますが、ハリー・ベラフォンテによる歌が最も有名です。ハリー・ベラフォンテは1927年ニューヨークで生まれ、海軍除隊後、民謡や民族音楽の研究をはじめます。一時はジャズにも興味を示すものの、結局はフォーク・シンガーとして活動をスタートさせる事に、ブロード・ウェイや、映画でも大活躍する一方、歌手としてはカプリソ・ソングで大成功、一躍全世界の注目を浴びるほどの大スターに躍り出ました。日本では、『Banana Boat(Day-O)』を歌った歌手として有名な人です。

●ワンチェン(Wang Chung/ワン・チャン)

’86年に『Everybody Have Fun Tonight』の大ヒットを飛ばしたイギリスのモダン・ポップ・デュオ。(中国人ではないです。)もともとは3ピース・バンドで活動していたんですが(以外に知らない人、多いですよね。)’85年にドラムのダレン・コスティンが抜け、2人組になって同曲のヒットが生まれました。曲はなんとあのピーター・ウルフが手がけていました。(J・ガイルズ・バンドのピーターじゃないですよ。スター・シップを手がけたほうのピーターです。)このあとも確かヒットはあったと思うんですが、ごめんなさい!忘れました。(思い出したら書き加えます。)アルバムはもし聴くなら『モザイク』。でもシングル聴くだけで充分かな・・・・・・・・。ちなみにメンバーの名前はジャック・ヒューズとニック・フェルドマンだったと思う・・・・・・・・。(シングルしか持ってないんで・・。)

●タルカス(Tarkus/タルカス)

タルカスは、エマーソン、レイク&パーマー(Emarson,Lake And Palmer 以下ELP)の’71年発表の2ndアルバムです。元ナイスのキースエマーソン(k)、元キング・クリムゾンのグレッグ・レイク(v,b,g)、元アトミック・ルースターのカール・パーマー(d)の3人からなる70年に結成のパワー・トリオの彼らは、ギター主体ではない新しいバンド形態を提示した貴重な存在です。(事実、僕もキーボード担当の時には、彼らに憧れたものです。)そこで、タルカスですが、戦獣の化身タルカスと聖なるマンティコアの闘いを描いたロック組曲(笑う所じゃないです、大マジです。)でLP片面全て費やした超大作で(全7楽章)プログレッシヴ・ロックのコンセプト・アルバム・メイキングとしては、様式美も含めて外せない1枚です。がしかし、ELPを知るのにはちょっとヘビーなので、まず『展覧会の絵(Pictures at an Exhibition)』辺りから、はいるのをお薦めします。ちなみに、自らエマーソン、レイク&パウエルというバッタもののユニットを立ち上げたりと、77年以降はさんざんな活動内容でロック・ファンの間でもしばしば笑い種になる可哀想な人達です。

●ブラフォード(Bill Bruford/ビル・ブラッフォード)

プログレのあちこちに顔をだす、名物ドラマーです。一応分かる範囲で参加したバンドを挙げておきます。『King Crimson』『Gong』『Yes』『Trigger』『National Healta』『Wakeman.Wetton and Bruford』『Bruford』等、きっとまだまだあるはずだとは思いますが今日の所はこの辺で勘弁してください。

●怪人ドゥービー(The Doobie Brothers/ドゥービー・ブラザーズ)

まさか、ドゥービーが蛇ゾンビなんて・・・・。’79年デビューのウエスト・コーストを代表する超大物ロック・グループ。『Listen To The Music』や、『Long Train Runnin’』はあまりにも有名です。ツイン・ギターはまだしもツイン・ドラムって・・・・。と最初は驚きもしましたが、アルバム『What Were Once Vices Are Now Habits(邦題:ドゥービー天国)』からはジェフ・バクスター(元Steely Dan)が加わりトリプル・ギターに・・・・。個人的にはその前に出た『The Captain And Me』がお気に入りです。ギターが好きな人は特に聴いてみて下さい。テクニックもさることながら、アンサンブルが非常に素晴らしいんです。マイケル・マクドナルド(元Steely Dan)が主導権を握ってからサウンドは一転、AORに向かって行きます。そこを境に前期、後期と分けるのならば、代表曲は前期の方に集中してるような気がします。『What A Fool Believes』は後期の代表曲です。

●ペイジ、ジョーンズ、プラント、ボーンナム(Led Zeppelin/レッド・ツェッペリン)

この4人レッド・ツェッペリンのメンバーの名前です。最初にジョジョでこの名前を見たとき、思わず笑ってしまいました。まさかこんなやられキャラ(しかもゾンビ!!)にツェッペリンのメンバー名を付けるなんて・・・・。だってわざわざ自己紹介までしてるんですよ。ご丁寧に・・・。一応、正式にメンバーの名前を載せておきます。Jimmy Page(g),Robert Plant(v),John Paul Jones(b),Jhon Bonham(d)の4人です。

●アダムスさん(Bryan Adams/ブライアン・アダムス)

アダムスさんと言う名前のアーティストはホント多いので、勝手に大好きなブライアン・アダムスということににします。(そういう趣旨のコーナーなので・・・・。)彼は’79年あの名門『A&M』からデビューしたカナダ人ロック・シンガーです。そして、極めて優れたソングライターでもあります。それは数々のヒット曲を聴けばもう説明の必要はないですよね。個人的に言えば、とにかく『Reckless』が好き!『Heaven』もティナ・ターナーと歌った『It’s Only Love』も好き。(当時来日した時のTVコマーシャルもイカしてましたよね。たしか『Run To You』のヴィデオからの抜粋だったと思うんですが・・・。)余力があったら『Cuts Like A Knife』もお薦め。

●スティクス神父(Styx/スティクス)

’72年にデビューしたシカゴ出身のバンド(結成は70年)。メンバーは、デニース・デ・ヤング(v,key)、ジョン・クルレウスキー(g)、ジェイム・ヤング(g)、チャック・パノッゾ(b)、ジョン・パノッゾ(dr)の5人組。75年のヒット曲『Lady』で一躍有名に。しかし、その後トミー・ショウ(v,key)の加入がきっかけでグループは大きく飛躍しました。(トミー・ショウってあの『ダム・ヤンキース』の彼です。)81年発表の『Paradise Theater』は、ポップ的要素を大胆に取り入れた意欲作。必聴盤です。個人的には『Mr.Robot』が好きです。今でも思わず笑ってしまいます。

●ゾンビ(The Zombies/ゾンビーズ)

60年代に活躍したグループの中でビートルズモンキーズに次いで大好きなバンドなのでここで無理矢理紹介します。64年に『シーズ・ノット・ゼア』でデビューしたイギリスのバンドで、斬新な音作りのセンスがたまらなく良いです。お薦めは、アルバム『Odessey And Oracle』で、脱力感溢れるサウンド(一応ほめ言葉のつもりです。)が楽しめる1枚です。(ジャケットもサイケでとても素敵です。)代表曲は『Time Of The Season 邦題:ふたりのシーズン』。ちなみにオリジナル・メンバーはロッド・アージェント(v,k)、クリス・ホワイト(b)、コリン・ブランストーン(v)、ポール・アトキンソン(g)、ヒュー・グランディ(d)の5人、69年に解散しています。

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