杉真理の世界-Mari & Redstrips-

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A Rdio Story

マリ&レッド・ストライプス(Mari & Redstrips)

Mari & Redstrips

杉真理の記念すべき1stアルバムです。まず、1曲目を聴いてビックリ!杉さんのアルバムのオープニングと言えば「さぁ!これから始まるよ〜っ」というカンジがほとんどなんですけどこのアルバムは全然違うんです。ましてやアーティスト「杉真理」が初めて世に出た作品だというのに(笑)実は僕がこのアルバムを初めて聴いたのは1983年発表の「スター・ゲイザー」の後になってからなんです。ソニー3部作を聴いた後、さかのぼって、「昔はどんなアルバムを作ってたのかな〜?」と興味津々の状態に、この「ムーンライト・ベイピー」!!ホントに意表をつかれました(笑)アルバム全体を通して受ける印象は「静」のアルバム。ポール・マッカートニー&ウイングスの1978年の「ロンドン・タウン」を思わせるような優しい音の手触り・・・。アメリカ的なサウンドがてっきり好きだと思ってたのでコチラにもビックリしたモノでした。


発売日

  • 発売元:ビクター音楽産業
  • ・1977年03月25日・・・SF-10070(LP)
  • ・1990年05月21日・・・VICL-2024(CD)
  • ・2007年03月21日・・・VICL-62343(紙ジャケ仕様)

★各曲の感想★

ムーンライト・ベイピー(Moonlight Baby)

アルバムの冒頭を飾るスロー・ナンバー。ちょっとJazzyな曲調は杉さんにしてはちょっと珍しいです。たった37秒の短い曲。当時はアナログ・レコードだったので曲の途中から聴いたのかとか、A面とB面を間違えたのかと焦った記憶があります(笑)

お気に入りの歌詞:女らしく生きるなんてとても君には似合わないさ

気まぐれママ(Mama Miss "Capricious")

イントロもなしにいきなり始まる2曲目。なるほど1曲目の「ムーンライト・ベイピー」とつなげて聴くと1曲目はこの曲のイントロも兼ねてたというニクイ作り♪内容は子持ちの女の人に振り回される男の歌。この頃の杉さんの歌詞はまるで洋楽の訳詞を読んでいるようなカンジがしました。当時中学生だった僕はどうしてもこの曲の歌詞が好きになれなくて・・・。でも、今聴いてみると現代の世の中を予言してたようで凄いっ!

お気に入りの歌詞:時はもう 味方しない

思い出の渦(This Means A Lot)

思い出の渦

1977年3月25日、アルバムと同時に発売されたデビュー・シングルです。カップリングはトゥナイト。このアルバムの中では個人的に最もウィングス路線を感じる曲です。ビートルズの雰囲気を出すアーティストは星の数ほどいますけど、ウイングスの曲調を出せるアーティストは後にも先にも杉さんだけではないでしょうか?この曲はこのアルバムの中で1番最初に好きになった曲です。好きな彼女にさりげない感謝を捧げている曲。間奏が特にお気に入りです♪

お気に入りの歌詞:僕に出来るコトなど 何の意味もないこと

トゥナイト(Tonight)

思い出の渦

デビュー・シングル「思い出の渦」のカップリング曲(当時の言い方だとB面)です。3曲目にしておやすみの曲(笑)アレンジャーが違うのに杉サウンドになってるのはさすが。「晴れてデビューを飾ったぜ!」感がアルバム全体を通して全くないのはテレなのか、意表をつきたかったのか・・・。(そぉいえばビートルズのデビュー曲もラヴ・ミー・ドゥでしたしね(笑))後に生まれる名曲「Hold On」の雰囲気がもうすでにココに見え隠れしています。ライヴのエンディングに聴きたい曲です。

お気に入りの歌詞:今夜君を待つのは つらいおもいだろう

表通りで(On The Main Street)

Α面で唯一底抜けに明るい曲です。ほほえみを浮かべた表通りの花売り娘を眺めてるといった曲。もしかしてアルバムのオープニング用に作ったのでは?と思ってしまうほど(笑)しかし、この曲何故か後のCD化の際、未収録になってしまうんです・・・。ボーナストラックならまだしも、カットされるなんて・・・。「トゥナイト」の後に「表通りで」が来ないと「ヒザがカックン」となったような変なカンジがしてしまいます(笑)逆にこの曲を知っているのはファンの証という気も。

お気に入りの歌詞:日が暮れるまで 君を見ていよう

はやく君を抱きたい(The Lazy Lights Are Pretty)

歌い出しがいきなり「♪けだるい午後・・・」(笑)このアルバムの特徴の1つはイントロらしいイントロの無い曲が実に多いこと。そしてもう1つが夜の時間帯を歌った曲が多いと言うこと。その2つの要素がこの曲には含まれています。イントロはピアノの音が1音鳴るだけ。仕事に疲れて早く家に帰って君を抱きたいと言う内容の曲です。杉さんの曲にしては珍しくストレートな歌詞です。

お気に入りの歌詞:はやく君に会いたい 今日が終わらないうちに

バイバイ ウサギ君(Bye-Bye"Usagi-kun")

毎晩自転車を乗り回す、吉祥寺の空が好きなウサギ君と言う名の女の子。それがこの曲の主人公です。この頃はブロードウェイもハリウッドもまだ出てこなくて「吉祥寺で自転車」。軽いジャズ風のサウンドに「梅雨」や「自転車」と言う言葉が妙にマッチしているから不思議です。この曲を聴いて以来吉祥寺に行くたびこの曲が頭の中を流れます。もちろん、自転車に乗った女の子を見つけたら決定的です(笑)2分30秒近くでLove Mixの「太陽が知ってる」のフレーズが出てくるのにはドキッとしました(^^)

お気に入りの歌詞:君のお気に入りの 吉祥寺の空も 君の笑い顔には かなわない

君は一人かい(Are You Alone At Tonight?)

A面の5曲目「表通りで」同様、CD版「Nice Pair」でカットされた2曲の内の1曲です。去ってしまった恋人のことを思う歌です。廃盤後の復刻でカットされるなんてヒドイ話だと思いますよね?良い曲なのに残念です・・・。

お気に入りの歌詞:いつものように僕は歌う 君の足音が聞こえてくる そんな気がして

ファニー・ダンサー(Funny Dancer)

この曲を聴くとなぜか、86年発表の「サブリナ」収録の「Lady numbers」を思い出してしまいます。もちろん逆もまたしかり(笑)電話で気まぐれな彼女に話しかけてるような曲です。こうしてみると手に負えない女性が主人公の曲が意外に多くて、イギリス風のサウンドでありながらアメリカの女の子が主人公みたいな印象を受けます。この曲を聴くと何故か高校生の時の中間テスト前の勉強をしていた夜のことを思い出してしまいます(笑)

お気に入りの歌詞:今までどれだけの 心をぬすんだの

ドライブ・オン・ザ・ハイウェイ(Drive On The Highway)

ボロボロのアーミーブーツにブルージーンで休日にハイウェイを・・・。という曲です。この曲はどのアルバムに入ってても合うような不思議な1曲だと思うんです。アルバム収録曲らしい1曲というか・・・。こういう曲の作り方って簡単そうで実は難しくて、センスの問われる所だと思うんですけど、杉さんは1アルバムに1曲こういう曲を入れるのが得意なんですよね。この曲が次の「Baby」を見事に引き立ててます。

お気に入りの歌詞:心配しなくても もとどおりになるさ

ベイピー(Baby)

1stアルバム最後の締めくくりの曲。ラストを飾るのにふさわしい優しいバラードです。杉さんのバラードは間奏のソロがメロディアスな曲が多いんです。間奏も含めて1曲。ライヴでも絶対忠実に演奏して欲しいと思いようなそんなメロディーです。

お気に入りの歌詞:数え切れない 夢の中で 時は過ぎていく

エピローグ〜気まぐれママ・パートII (Epilogue:Mama Miss "Capriciuos" Part U)

2ndアルバムでも大活躍の小池秀彦さんのピアノによるエンディング・テーマ。CDで聴くとこの後1曲目に戻るんですけど、当時はアナログ盤だったので気持ち的には「バイバイ ウサギ君」が次に頭の中で流れ出してしまいます(笑)この2曲、実はもの凄く相性良いんですよ♪


収録曲目一覧

太字はシングル曲、Bonus Tracksは2007.03.21の再発盤のみの収録です。

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