杉真理の世界-Swingy-

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A Radio Story

スインギー(Swingy)

Swingy

よく、廃盤専門店に足を運ぶんですけど、このアルバム、CDが7000円LPが10000円近くの値が付いてました!このアルバムを聴いてビックリするのが大ヒット作「スターゲイザー」の音の世界がすでに完成されていたと言うこと!前作のウイングス路線より少しアメリカ的なサウンドを取り入れた意欲作。このアルバムがセールス的に芳しくなかったのは絶対にレコード会社の責任です(笑)意外な事に1曲のシングルも切られて無いですけど(多分・・・。)B面4曲目の「マドンナ」なんて絶対シングルにするべきだったと思ってます。もちろん、カットされてたのかも知れませんけど・・・。緊張感のあった前作に比べて全体的にのびのびと音楽を楽しんでるカンジが随所から伝わってきます。


発売日

★各曲の感想★

スインギー(Swingy) 

Red Stripesのテーマ曲ともいえる曲です。珍しい事にインスト。ジョー・コッカーの「マッド・ドッグス&イングリッシュメン」のコンサートを見て思いついたと言われる曲。スローなオープニングから一転、劇的に展開するこの曲はライヴのオープニングにぴったりの曲です。

僕のレディー(The Lady Of Mine) 

英語のタイトルが「The Lady Of Mine」。ポール・マッカートニーファンならお気付きですよね。ポールの1982年のマイケル・ジャクソンとのデュエットによるヒット曲が「The Girl Is Mine」ちょっとかすってて嬉しくなります♪曲の内容は年上の女性につらい仕打ちを受けてもまだ忘れられないという曲です。この頃の杉さんって女性は強いモノだと思いこまされるような何かが有ったんでしょうか?(笑)簡単なイントロは前作からの流れをちゃんと汲んでいます。共同作曲者の平井夏美さんはナイアガラ・レコードのスタッフ・ライターで竹内まりやアン・ルイス松田聖子などに曲を提供しています。

お気に入りの歌詞:夜ごと僕は涙にぬれてる

青梅街道(Oume Street)

僕が車の運転免許を取って初めて遠出したのが青梅街道・・・。もちろんこの曲の影響です(笑)この曲は杉さんが中野で飲んでタクシーで都内に帰る途中に浮かんだ曲です。都内に帰るというのに田無方面へ向かうイメージになっているのはかなり酔っていたんでしょうね(笑)ファン心理も手伝ってこの曲、青梅街道にホントに合うんです!何度も何度も繰り返し車の中でかけてた記憶があります。当時のカーステはカセットだったので頭出しに苦労しました。青梅街道でふと見かけた女の子の事をぼんやりと思い出していると言った内容の曲です。

お気に入りの歌詞:風の中を走る あの夜見た街は きっと幻だったろう

Inspiration(Inspiration) 

アイデアに詰まっているシナリオ・ライターの姿を描いた曲です。この曲を聴くとドキッとします。泉のようなインスピレーション、欲しいのは僕も同じだからです(笑)詩とサウンドが何ともいえないシニカルな雰囲気を醸し出しています。BOXを思わせるエンディングのフェードアウト寸前のギターのフレーズが何ともいえずカッコイイです♪

お気に入りの歌詞:今欲しいのは 新しいアイデア 泉のような あの Inspiration

あこがれの中南米(Central-South America)

ブラジル出身の友達が言った「ブラジルに帰りたい」と言う言葉をきっかけに想像上の中南米を再現した曲です。「あこがれのブラジル」でも良かったんでしょうね(笑)イントロのギターがスゴク格好良くてコピーした記憶があります。コーラスの「チュウナンベイ」がまるで英語のように感じます。半分以上が演奏という杉さんの曲にしては珍しい1曲です。CD版「Nace Pair」には未収録。

お気に入りの歌詞:君のコーヒー園で 仕事をおくれ

帰り道(One Of Us)

アコースティック・ギターをメインにしたバラードです。たいていの人はこういう曲をやるとフォークっぽくなるんですけど、杉さんの場合は全く違います。ジェームス・テイラーを思わせるようなサウンドはむしろ杉さんの特徴にもなっているような気がします。曲の内容は相手によかれと思ってやったことが裏目に出て打ちひしがれた時のことを歌った歌。切ない気持ちになります。

お気に入りの歌詞:小さな事が君を傷つけた 君のためだと 今まで信じてきたことが

Rock'n' Roll Woman(Rock'n' Roll Woman)

レコードをひっくり返して最初に飛び込んでくるのがラズベリーズ風のロックンロールナンバーです。特にギターの音色がそれっぽい雰囲気を醸し出していて、ラズベリーズファンはきっとニヤリとしていることでしょう。こうして聴いていくとこの「Swingy」というアルバムに実に色んなポップスの要素が入っていることに驚かされます。日本人の作るロックンロールって何か退屈な曲が多くてあまり好きではないんですけど、杉さんのロックンロールは別格です!真ん中の「朝があけるまで」という歌詞が昔、スゴク不思議でした。

お気に入りの歌詞:どう見ても君は セクシーじゃない

雨の日のバースディ(Rainy Birthday)

杉さんの友人の誕生日用に書かれた曲です。その日には丁度、雨が降っていて何となくもの悲しい雰囲気。でも雨だからといってもの悲しく感じるばかりではないんじゃないかなって思って作ったそうです。みんなが悲しんでいる日に僕等は新しい歌を探してみようと言う内容の曲。ピアノと弦楽四重奏によるバラードです。

お気に入りの歌詞:誰もが悲しむとき 僕等はほほえむ

ジョージアの月の下(Under The Georgia Moon)

アルバム「Swingy」で1番最初に好きになった曲です。ピアノ連弾による軽快なポップ・ナンバー。テレビで「スパイ大作戦」を見て思いついた曲で、危ない仕事から足を洗った主人公が奥さんの待つジョージアヘ帰るという内容です。こういう内容の曲を書く人ってなかなか居ないですよね。曲調も西部のバーで奏でられているようなピアノの雰囲気。間奏の手前で杉さんが「♪Come on 小池ちゃん」と言うところがイカしてます。もちろんピアノは言うこと無いくらいカッコイイです!

お気に入りの歌詞:かならず君の旦那さんは 君のもとに帰る

マドンナ(Madonna)

シンプルで何の仕掛けもないロックンロール・ナンバーです。シングル用に作ったのかと思いきやそうではなかったみたいです。初期の杉さんのラヴ・ソングの特徴でもある「年上の女性との恋」の歌です。この曲では主人公が彼女の家に行こうとしたら見知らぬ男とのラヴ・シーンを目撃してしまうという、ロックンロールな内容です。高校の時、組んでいたバンドでこの曲をパクった事があります(笑)最初聴いたときは「涙のTeenage Love」ってタイトルだと思ってました。ヒットして欲しかった1曲です。

お気に入りの歌詞:君の新しい彼は 僕よりずっと やさしくしてくれるかい

ハニー(Honey)

偶然か、狙ったのか1stアルバムと2ndアルバムの最後の曲はどちらも女性を呼ぶときの愛称がタイトルになっています。ビートルズハニー・パイの流れを汲むラヴ・ソング。この曲を最後に杉さんはビクターからソニーに移籍をします。そう言う思いで聴くとまたなんだかサヨナラを思わせる曲調にキュンと来ます。

お気に入りの歌詞:こんなに寂しいゲームの中で これ以上やりきれない


収録曲一覧

Bonus Tracksは2007.03.21の再発盤のみの収録です。

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