杉真理の世界-WINTER LOUNGE-

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A Radio Story

ウィンター・ラウンジ(WINTER LOUNGE)

WINTER LOUNGE

このアルバムが出た時は本当に嬉しかった記憶があります。前作のSABRINAからわずか4ヶ月後のリリースだったからです。しかも、初のクリスマス・アルバム!期待するなと言う方が無理な話です(笑)それでも、今回も涙を飲んで杉さんの歌っている曲しか感想を書かないんですけど・・・。(1部例外あり)感想を書かない曲の中で特に思い出深いのがB面の2曲目の「Party's over」。誰かの家で自然に始まったパーティーは大体この曲で幕を閉じました。当時はカラオケ・ボックスなんて無かったので誰かの家に飲み物や食べ物を持ち寄って騒いでいたんですけど、お開きになるときにかかるのがこの曲でした。今でもその時の光景が思い浮かんできます。アルバム全体のトーンとしては2曲目の「Yellow Christmas」のタイトル通りここには日本のクリスマスといった隠れテーマがあるように思えます。イギリスでもアメリカでもなく日本。それは純和風といった捉え方ではなく、どちらかというと日本で消化された洋風といったものの象徴としてのクリスマスを感じてしまいます。それはカレーやスパゲッティーの様に海外からやってきて日本に根付いた洋食の文化の様な(笑)そしてサブリナ以降の作品はどこかにそういったリラックスした雰囲気を感じる事が出来るんです♪「やった〜っ!」と思ったのもつかの間、実は残念な事にここからしばらくの間、杉さんの新曲だけが詰まったアルバムは出なくなっちゃうんですよね。なんと次は約3年後のLadies&Gentleman!だから、余計に1曲1曲じっくり聴かなきゃいけない気がします(笑)


発売日


★各曲の感想★

Yellow Chirstmas(Yellow Chirstmas)

Yellow Christmasこの曲のイントロにまずやられました。まるで子供がおもちゃ箱の中から好き勝手に色々なものを取り出して部屋を散らかしまくってるというこのアルバムの雰囲気は何と言ってもこの曲に負うところが大きい気がします。(もちろん、散らかしている子供は杉さんですけど(笑))アレンジは初めて松浦雅也氏が担当したんですけど、見事にユニークなメロディーを強調するような仕上がりになっています。おかげで当時、僕はPsy・sのレコードを全て買い揃えてしまいました(笑)そして歌詞は「A面で恋をして」での経験が見事に生かされた歌詞。1行1行がそのパートを歌う人の為に書かれていてそれだけで楽しい気分になります。お気に入りの歌詞は「きっと〜」の部分を書いたんですけど、実はその後の「それがどうしたの?」も含めて好きなんです。(この部分は歌詞カードに入ってないんですよね)佐々木麻美子さんのとぼけた感じがズッコケ具合を盛り上げでいます♪この曲は1986年の11月21日に14枚目のシングルとしてアルバムに先立って発売されました。同じ日に杉さんのソロ曲、「最後のメリー・クリスマス」も出たんですけど、このコーナーでは便宜上こちらを14枚目「最後のメリー・クリスマス」を15枚目とカウントします。・・・って、こんな事誰も気にしないでしょうけど(笑)

お気に入りの歌詞:きっと今夜神様はコレクトコールで なつかしい、この星に愛を送るよ

Wonderful Chirstmas(Wonderful Chirstmas)

この曲は例外として杉さんの参加曲扱いということで(笑)だってドリーマーズと杉さんはポールとウイングスみたいな関係ですから^^WINTER LOUNGEの収録曲の中で毎年クリスマス・シーズンに流れるべき1曲を選ぶのならこの曲だと思います。どことなくポール・マッカートニーのクリスマス・ソングに通じるような普遍性を感じます。この曲の想い出は中野サンプラザでのコンサートの事。杉さんのMCでセイラウェイの小室氏の暴露話を始めたんです。もちろん、小室氏は「やめろ」と言うのに杉さんは悪ふざけして続けます。次の曲はセイラウェイのメインボーカル曲。イライラした小室氏はうっぷんを晴らすように「Come on! Rock'n'Roll〜!!」と大絶叫!で、始まったのがこの「Wonderful Chirstmas」(笑)その後も一人髪を振り乱し、ひとりロックンロール状態に・・・。極めつけは間奏に入る前に「Come on! Gutar〜!!」と叫んだんですけど、間奏はキーボードソロ(笑)この曲の間中ずっと観客は大爆笑の渦の中に。僕も涙を出して笑い続けた記憶があります。そんな雰囲気でソロで歌い続けた楠瀬誠志郎は大変だったろうなと今でも思い出す度に感心してしまいます(笑)

お気に入りの歌詞:ケンカのいい所は仲直りが出来る

最後のメリー・クリスマス(Last Merry Chirstmas)

最後のメリー・クリスマス春が来て君は」から始まり、「恋する0.1」で世界観が広がったこの路線が完成をみた記念すべき作品だと思っています。当時、ロマンチックなクリスマス・ソングを期待してた僕の耳に最初に飛び込んできた歌詞は「世界中の悲しみに くらべればきっと 君を失くすことさえ ちっぽけなことさ」という信じられないような言葉!本当にびっくりしたんですけど、最初に聞いたのがラジオだったので聞き返すわけにもいかず、悶々とした日々を送った記憶がありあります(笑)「普通は君を失くすこと」の方が「世界中の悲しみ」よりも重いのがPOPSの世界観ですよね。この歌い出しのおかげで他の歌詞が頭に入ってこなくなってしまったんです(笑)で、ようやく発売日に手にしたレコードの歌詞カードを穴があくほど見つめて歌詞を読み込んでみて納得。実は冒頭の歌詞は愛する人を失った事によるあまりの悲しさを紛らわすための強がりなんですよね。歌い出しの他にも好きな歌詞でも触れている「初めて会った時〜」などエピソードを絡めた奥行きのある歌詞がここで完全に完成をした気がします。後の「Romancing Story」などに通じる小さなラブ・ストーリー的な作品の始まりに位置する重要な曲です。1986年11月21日に14枚目のシングルとしてアルバムと同時に発売されました。B面は「くつ下の中の僕」のソロ・バージョンでした。

お気に入りの歌詞:初めて会った時 二人は風邪をひいていたけれど

くつ下の中の僕(Oh Christmas Day)

くつ下の中の僕杉さんには珍しいロッカバラード風の1曲です。このアルバムで杉さんが作詩/作曲をした3曲は全て違う曲調になってるのがポイントです♪この「くつ下の中の僕」は左の2枚のシングルのB面になっていて、「Yellow Christmas」(上)のB面はPops All Starsの歌ってるバージョン、「最後のメリー・クリスマス」(下)のB面は杉さんが歌っているバージョンになっています。(ちなみにPops All Starsのメンバーは南佳孝杉真理Hi-Fi Set楠瀬誠志郎須藤薫チャカ)どっちが好きかと訊かれたら杉さんの方!・・・と言いたいんですけど、実は今から買う人は杉さんバージョンを聴く事ができないんですよね、残念な事に。DVD付で再発された時にどうして杉さんバージョンも付けてくれなかったのか悔やまれます。別にレアじゃ無くなっても構わないからCD化して欲しかったと心から思いました。歌い方で曲のイメージがこんなに変わっちゃうの?という感動がそこにはあるんです。こうなったら「I Don't Like Pops」も含めて杉真理BOXでも作ってもらってその時にでも(笑)こういう曲がCD屋に行けば普通に手に入る事こそ喜ばしい世の中だと思っています。ちなみにお気に入りの歌詞の「君のアダムは待っているよ イヴの夜に」には本当にやられてしまいました^^

お気に入りの歌詞:君のアダムは待っているよ イヴの夜に


収録曲目一覧

太字はシングル曲、Bonus Tracksは2008.11.19の再発盤のみの収録です。
※DVDは2002年11月20日の再発時の初回盤のみの収録です。

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